ブランドを立ち上げる
- nohararenge
- 2016年2月22日
- 読了時間: 2分

仏像をテーマに、ぬいぐるみを作ると決めた。
長年パンダ商品を扱ってきたため、どうもパンダから自分を切り離せない。
なので、パンダをモチーフにすることにした。
大仏ポーズをとるパンダ。
ぽてっとしたお腹にたれ目のパンダは愛らしさでいっぱいだ。
でも、それだけでは何か物足りない気がした。
そこで、闘いの象徴である鹿の角をつけてみた。癒しに勇ましさが加わった。
ぬいぐるみで、奈良を舞台に絵巻物を作ったらおもしろいかもしれない。
そう、思いついた。
物語が決まり、ぬいぐるみを持って、さっそく奈良の街に繰り出した。
お寺を背景に写真を撮り、ポストカードを作成。ついに商品ができあがった。
HPを立ち上げた。9月1日だった。
売れるとか売れないとかはどうでもよかった。
9月に立ち上げると決めた。
そして、決めたその日に立ち上げることができた。
それがうれしかった。
日本に帰ってきてから、毎日必死で創作を続けた。
真っ正面から自分と向き合った。
魂をこめてぬいぐるみを制作をした。
そして、それを紹介するHPを立ち上げることができたのだ。
とはいえ、次の目標がまだある。
さっそく、できあがったポストカードを持って、雑貨ショップに売り込みに回った。
苦手な飛び込み営業。
「なんで奈良でパンダ?」と鼻で笑われ、
そして、また次の店でも断られる。
心がポッキリ折れ、立ち直るのに何日もかかった。
自信なんてさっぱりなかったから、断られたら簡単にもうダメだと思ってしまう。
そんなとき、ある店で、ダメ元でと、お蔵入りさせていた阿修羅パンダをみた。
すると、「おもしろい!これなら置きたい」と言われ、契約にこぎつけた。
じゃあ、このシリーズをもっと作らなくちゃと思って、作ったのが
「みほとけパンダシリーズ」の十一面観音パンダだった。
この十一面観音パンダに、この後、随分と救われることになる。