「とことわの桜」絵本の読み語りライブ
奈良に最初の春を告げてくれるのが氷室神社のしだれ桜です。
毎年、素晴らしい花を咲かせてくれているのですが、
近年、樹勢の勢いが衰え、樹木医による樹勢回復が
行われています。
このしだれ桜の現状を知っていただき、浄財を集めることを
目的にした「氷室神社しだれ桜花咲寄進の集い」
~100年先にも咲かせたい~
が開催され、五蓮座も参加させていただきました。
奉納上演させていただいたのは、桜の一生を描いた「とことわの桜」。
物語は、永い眠りから目覚め、種から芽を出した桜の弥生姫が
太陽のめぐみを受けて成長し、やがて迎える老いを
どう受け入れていくのか・・・。
氷室神社の野外舞台にて、夜のとばりが下りた19時。
大きなスクリーンに映し出された映像にあわせて朗読、
ピアノの演奏で美しい詩を歌いあげました。
神社境内のおごそかな雰囲気の中、屋外での生ライブ、
とてもいい経験をさせていただきました。
どうもありがとうございました。
氷室神社のしだれ桜の花咲基金は引き続き行われております。
来年もすばらしい花を咲かせるようご協力をよろしくお願いします。